暮らしの中で消費するエネルギーを差し引きゼロに。これからの社会で求められる性能をいち早く取り入れます。
山崎ハウジングの家は、日々の暮らしで消費するエネルギーを低減し、さらに自宅でエネルギーを創ることに、
消費エネルギーを差し引きゼロにする「ゼロエネルギー住宅(ZEH)」を標準とします。
ネット・ゼロエネルギー住宅を目指す理由
ここ何十年は「石油の時代」と言ってもいいと思います。
そして、3.11東日本大震災以降、エネルギー資源の見直しが急務とされています。
エネルギー自給率が4%ほどしかない我が国では、エネルギーの資源の状況に大きな影響を受けます。
どう考えても原発の稼働が3.11以前に戻ることはないということを考えると、住まいに携わる者が貢献できるのは、
エネルギー使用の抑制おと環境ダメージへの低減による持続可能な住まいづくりと、心と体が健やかであるための暮らしの住環境づくりだと考えます。
その一つの方法として「ネット・ゼロエネルギー住宅」を標準にしていきます。
ネット・ゼロエネルギー住宅とは
光熱費ゼロ住宅≠ゼロエネルギー住宅
ゼロエネとは、まさしく使用するエネルギーがゼロという事です。
とはいえ必ず住まいにはエネルギーが使われますので、そのエネルギーを使わないという訳ではありません。
建物の性能を上げる事により、その住宅に必要なエネルギーを減らし、最終的に太陽光発電によって創エネし、
相殺してエネルギーをゼロにする事(ネット・ゼロエネルギー)が出来る住宅を言います。
光熱費ゼロとは、単純にその住宅にかかる光熱費と太陽光発電による売電額によって相殺できる住宅を言います。
一見どちらも太陽光発電によって相殺されているので同じように感じるかもしれませんが、
ネット・ゼロエネルギー住宅は金額ではなくエネルギーに対する考えであり、光熱費ゼロはあくまで金額に対する考えとなります。
光熱費ゼロは電気、ガスの料金が変動すれば、その変動具合にもよりますが光熱費ゼロでなくなる可能性は十分あります。
しかし、ゼロエネルギー住宅はその住宅の性能をしっかり確保している為、光熱費ゼロよりも消費するエネルギーは絶対的に少なく、
そのため電気、ガス料金の変動による影響は光熱費ゼロよりも少なくて済みます。
ここが建物自体の性能の大きな差となります。
2020年の住まい、ネット・ゼロエネルギー住宅
日本政府は、「2020年までにネット・ゼロ・エネルギー・ハウスを標準的な住宅にする」と目標を掲げています。
その流れは日本に限ったことではなく、世界の至る所で低炭素社会を目指したネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの推進がなされています。
まさに、日常生活において無駄なエネルギーを排し節約に努めることは世界基準となってきています。
ローンを払い出して、数年で標準的な家になってしまうような家を建てないで、近未来の当たり前の家づくりを今から始めましょう。
極端な言い方をすれば、2020年に地デジに変わるのが分かっているのに、今、アナログテレビを買うようなものといえるかもしれません。
テレビは買い替えが簡単ですが、住宅ローンの支払はあと数十年払い続けなければなりません。
ゼロエネルギー住宅を建てるにあたり注意すること
まずは、しっかりと建物の断熱性能を高めて下さい。
太陽光パネル等は後からでもいくらでも付けれますが、断熱性能を後から上げようとするとものすごくお金がかかります。
また、太陽光パネルはパソコンと同じで、後で購入すればするほど性能が高くて安くなります。
まずは、下記の優先順位を守ることをおすすめします。
パッシブ(外皮)性能を重視したゼロエネルギー住宅がオススメ
光熱費の心配のない生活を送りませんか?
お隣の長野県では、県自体が建物の高性能化を勧めています。
その背景に、県民所得が下がっているのに光熱費が増加傾向にあるとう問題があるそうです。
ゼロエネルギー住宅の補助金
国交省の「地域型住宅グリーン化事業」の高度省エネ型(ゼロエネルギー住宅)に該当しますと、最大165万円の補助金を受けることが可能です。これだけの補助金はなかなかないので、ぜひこのチャンスをご活用ください!簡単に言ってしまうと、5、6KWの太陽光パネルを実質ゼロ円で設置でき、入居後は売電収入を得ることができると言うことができます。